世界民話AIアトラスWorld Folktale Atlas AI | 33 冊 1225 話 | 出典と権利を一件ずつ確かめた

民話をさがす / ノルウェー

Gertrude’s Bird

ノルウェー(Norway) / 本文の言語 英語 / 原話の言語 no / 刊年の刻みなし / 324 語

出典と権利

出典の本Popular Tales from the Norse
提供Project Gutenberg / https://www.gutenberg.org/ebooks/8933
採集・編者Peter Christen Asbjørnsen; Jørgen Moe
翻訳George Webbe Dasent
刊年の根拠この電子版は版年を刻んでいない
権利状態Public Domain (United States)(US)/確認日 2026-09-08
地図上の位置緯度 61 / 経度 9(精度 culture_region)。話の舞台でも採集地でもなく、この本が扱う文化圏のおおよその中心である。

本文 ・ 和訳対照

Project Gutenberg の本文から、PG のヘッダ・フッタ・商標文言を除いたもの。段落は原文のままである。

左=原文(原資料)右=和訳(AI が作ったもの)

In those days when our Lord and St Peter wandered upon earth, they came once to an old wife’s house, who sat baking. Her name was Gertrude, and she had a red mutch on her head. They had walked a long way, and were both hungry, and our Lord begged hard for a bannock to stay their hunger. Yes, they should have it. So she took a little tiny piece of dough and rolled it out, but as she rolled it, it grew and grew till it covered the whole griddle.

われらの主と聖ペテロが地上を歩いておられたころ、お二人はあるとき、坐ってパンを焼いている老婆の家に来られた。その名はゲルトルードといい、頭に赤い頭巾をかぶっていた。お二人は長い道を歩いてどちらも腹が減っていて、われらの主は飢えをしのぐために平パンを一枚くださいと熱心に乞われた。はい、差し上げましょう。そこで老婆はほんの小さな生地を取って伸ばした。ところが伸ばすにつれてそれはどんどん大きくなり、とうとう焼き板いっぱいに広がってしまった。

Nay, that was too big; they couldn’t have that. So she took a tinier bit still; but when that was rolled out, it covered the whole griddle just the same, and that bannock was too big, she said; they couldn’t have that either.

いいえ、これは大きすぎる。これは差し上げられない。そこで老婆はもっと小さな生地を取った。だが伸ばしてみると、それもやはり焼き板いっぱいに広がってしまい、この平パンも大きすぎる、これも差し上げられないと言った。

The third time she took a still tinier bit—so tiny you could scarce see it; but it was the same story over again—the bannock was too big.

三度めに老婆はさらに小さな生地を取った——目に見えぬほど小さな生地である。だが同じことの繰り返しだった。平パンは大きすぎた。

“Well”, said Gertrude, “I can’t give you anything; you must just go without, for all these bannocks are too big.”

「そうですねえ」とゲルトルードは言った。「何も差し上げられません。何もなしで行っていただくほかありませんね。この平パンはみな大きすぎますから。」

Then our Lord waxed wroth, and said:

そこでわれらの主はお怒りになって、こう言われた。

“Since you loved me so little as to grudge me a morsel of food, you shall have this punishment: you shall become a bird, and seek your food between bark and bole; and never get a drop to drink save when it rains.”

「わたしをこれほど軽んじて、ひと口の食べ物さえ惜しんだからには、この罰を受けるがよい。おまえは鳥となり、樹皮と幹のあいだに食べ物を求めるのだ。そして雨の降るときのほかは、一滴の水も飲めぬようになる。」

He had scarce said the last word before she was turned into a great black woodpecker, or Gertrude’s bird, and flew from her kneading-trough right up the chimney; and till this very day you may see her flying about, with her red mutch on her head, and her body all black, because of the soot in the chimney; and so she hacks and taps away at the trees for her food, and whistles when rain is coming, for she is ever athirst, and then she looks for a drop to cool her tongue.

その最後の言葉が終わるか終わらないかのうちに、老婆は大きな黒い啄木鳥、すなわちゲルトルードの鳥に変えられて、捏ね桶から煙突をまっすぐ上って飛び去った。そして今日この日まで、その鳥が飛び回っているのを見ることができる。頭には赤い頭巾をかぶり、体は煙突の煤のせいで一面真っ黒である。そうして食べ物を求めて木をつつき叩き、雨が来るときには鳴く。いつも喉が渇いていて、舌を冷やす一滴を探しているからである。

和訳は claude-opus-5 がこのために作ったもので、原資料ではない(translation_type: AI_GENERATED)。 既存の published 訳を写したものではなく、学術的な定訳でもない。 段落は原文と一対一に対応させてあり、段落数の一致は機械で検査している。和訳は Embedding に入れていない —— 入れると測ったことの数字が汚れるためである。

緊張のうつりかわり

本文を 12 等分し、張りつめた語(死・血・恐れ・剣…)から和らいだ語(祝い・眠り・ 婚礼…)を引いて、話の中で 0〜1 に均したもの。自前の辞書である。翻訳を経た本文を測っているので、これは原話ではなくこの訳の性質である。

00.510%25%50%75%100%0% 地点 / 緊張度 19% 地点 / 緊張度 118% 地点 / 緊張度 127% 地点 / 緊張度 036% 地点 / 緊張度 146% 地点 / 緊張度 055% 地点 / 緊張度 164% 地点 / 緊張度 073% 地点 / 緊張度 182% 地点 / 緊張度 191% 地点 / 緊張度 1100% 地点 / 緊張度 1JourneyTrialPunishmentTransformation話の進行 →
縦は緊張度(この話の中での相対値。話をまたいで比べられる量ではない)、横は本文の進行。 上端の小さな字は、その区画で不釣り合いに多く出た出来事語である。

出来事の並び(数え上げ)

区画ごとに、コーパス全体の出現率に対して不釣り合いに多く出た引き金語を採っている。 生の回数で採ると、`father`/`mother` を持つ Family がほぼ全区画で勝つ(実測)。

Journey→Trial→Punishment→Transformation

似ている民話

多言語 Embedding のコサイン近傍。類似度は歴史的な起源や伝播を証明する値ではない。同じ本の話は文体を共有するぶん必ず似るので、そう分かるよう印を付けてある。

#題名文化圏類似度出典
1Katie Woodencloakノルウェー0.943同じ本
2The Blue Beltノルウェー0.943同じ本
3The Two Step-sistersノルウェー0.942同じ本
4Lord Peterノルウェー0.941同じ本
5Big Peter and Little Peterノルウェー0.940同じ本
6Little Wild-roseルーマニア0.940別の本
7East O’ the Sun, and West O’ the Moonノルウェー0.939同じ本
8The Widow’s Sonノルウェー0.939同じ本
9The Three Orange-perisアナトリア0.938別の本
10Bushy Brideノルウェー0.938同じ本
11The Singing-Tree and the Speaking-Birdロシア0.938別の本
12The Rose-treeイングランド0.937別の本

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