世界民話AIアトラスWorld Folktale Atlas AI | 33 冊 1225 話 | 出典と権利を一件ずつ確かめた

民話をさがす / イングランド

Mr. Miacca

イングランド(United Kingdom) / 本文の言語 英語 / 刊年の刻みなし / 639 語

出典と権利

出典の本English Fairy Tales
提供Project Gutenberg / https://www.gutenberg.org/ebooks/7439
採集・編者Joseph Jacobs
刊年の根拠この電子版は版年を刻んでいない(本文中の 1870 は引用の年であって刊年ではない)
権利状態Public Domain (United States)(US)/確認日 2026-09-08
地図上の位置緯度 52.5 / 経度 -1.5(精度 culture_region)。話の舞台でも採集地でもなく、この本が扱う文化圏のおおよその中心である。

本文 ・ 和訳対照

Project Gutenberg の本文から、PG のヘッダ・フッタ・商標文言を除いたもの。段落は原文のままである。

左=原文(原資料)右=和訳(AI が作ったもの)

Tommy Grimes was sometimes a good boy, and sometimes a bad boy; and when he was a bad boy, he was a very bad boy. Now his mother used to say to him: “Tommy, Tommy, be a good boy, and don't go out of the street, or else Mr. Miacca will take you.” But still when he was a bad boy he would go out of the street; and one day, sure enough, he had scarcely got round the corner, when Mr. Miacca did catch him and popped him into a bag upside down, and took him off to his house.

トミー・グライムズは、いい子のときもあれば、悪い子のときもあった。そして悪い子のときは、とても悪い子だった。さて、トミーの母さんはいつもこう言っていた。「トミー、トミー、いい子にして、通りから出ちゃいけないよ。さもないとミアッカさんにさらわれるよ。」けれどもトミーは悪い子のときには、やっぱり通りから出ていった。そしてある日、案の定、角を曲がったとたんにミアッカさんにつかまって、袋にさかさまに放り込まれ、ミアッカさんの家へ連れていかれた。

When Mr. Miacca got Tommy inside, he pulled him out of the bag and set him down, and felt his arms and legs. “You're rather tough,” says he; “but you're all I've got for supper, and you'll not taste bad boiled. But body o' me, I've forgot the herbs, and it's bitter you'll taste without herbs. Sally! Here, I say, Sally!” and he called Mrs. Miacca.

ミアッカさんはトミーを家に入れると、袋から引っぱり出して下に置き、腕や脚をさわってみた。「ちと固いな」とミアッカさんは言った。「だが、晩飯にはお前しかないし、ゆでればまずくはなかろう。おっと、しまった、香草を忘れた。香草なしじゃ苦くてかなわん。サリー! おい、サリーや!」そうしてミアッカさんはミアッカのおかみさんを呼んだ。

So Mrs. Miacca came out of another room and said: “What d'ye want, my dear?”

するとミアッカのおかみさんが別の部屋から出てきて言った。「なんの用だい、おまえさん。」

“Oh, here's a little boy for supper,” said Mr. Miacca, “and I've forgot the herbs. Mind him, will ye, while I go for them.”

「ほら、晩飯に小僧がいるんだが」とミアッカさんは言った。「香草を忘れちまった。取ってくるあいだ、こいつを見張っててくれないか。」

“All right, my love,” says Mrs. Miacca, and off he goes.

「いいよ、あんた」とミアッカのおかみさんは言い、ミアッカさんは出かけていった。

Then Tommy Grimes said to Mrs. Miacca: “Does Mr. Miacca always have little boys for supper?”

するとトミー・グライムズはミアッカのおかみさんに言った。「ミアッカさんは、いつも晩ごはんに男の子を食べるの?」

“Mostly, my dear,” said Mrs. Miacca, “if little boys are bad enough, and get in his way.”

「たいていはね、坊や」とミアッカのおかみさんは言った。「男の子がうんと悪くて、あの人の行く手に出てくればね。」

“And don't you have anything else but boy-meat? No pudding?” asked Tommy.

「それで、男の子の肉のほかには何も食べないの? プディングは?」とトミーは尋ねた。

“Ah, I loves pudding,” says Mrs. Miacca. “But it's not often the likes of me gets pudding.”

「ああ、プディングは大好きさ」とミアッカのおかみさんは言った。「でも、あたしみたいなもんにプディングが回ってくることはめったにないのさ。」

“Why, my mother is making a pudding this very day,” said Tommy Grimes, “and I am sure she'd give you some, if I ask her. Shall I run and get some?”

「だって、うちの母さんがちょうど今日プディングをこしらえてるよ」とトミー・グライムズは言った。「ぼくが頼めば、きっと少し分けてくれるよ。走って取ってこようか?」

“Now, that's a thoughtful boy,” said Mrs. Miacca, “only don't be long and be sure to be back for supper.”

「まあ、なんて気のきく子だろう」とミアッカのおかみさんは言った。「ただ、ぐずぐずしないで、きっと晩ごはんまでに戻ってくるんだよ。」

So off Tommy pelters, and right glad he was to get off so cheap; and for many a long day he was as good as good could be, and never went round the corner of the street. But he couldn't always be good; and one day he went round the corner, and as luck would have it, he hadn't scarcely got round it when Mr. Miacca grabbed him up, popped him in his bag, and took him home.

そこでトミーは一目散に駆けだし、こんなに安く逃げられたのが大喜びだった。そして長いあいだ、トミーはこれ以上ないほどいい子にしていて、一度も通りの角を曲がらなかった。けれどもいつもいい子でいることはできなくて、ある日、角を曲がってしまった。すると運の悪いことに、曲がったとたんにミアッカさんにつかみ上げられ、袋に放り込まれて、家へ連れていかれた。

When he got him there, Mr. Miacca dropped him out; and when he saw him, he said: “Ah, you're the youngster what served me and my missus that shabby trick, leaving us without any supper. Well, you shan't do it again. I'll watch over you myself. Here, get under the sofa, and I'll set on it and watch the pot boil for you.”

家に着くと、ミアッカさんはトミーを袋から落とした。そしてトミーを見ると言った。「ああ、お前はわしとかみさんにあんなけちなまねをして、晩飯抜きにさせた小僧だな。よし、もう二度とさせんぞ。わしが自分で見張ってやる。ほら、ソファの下にもぐれ。わしがその上に座って、お前のために鍋が煮えるのを見張ってやる。」

So poor Tommy Grimes had to creep under the sofa, and Mr. Miacca sat on it and waited for the pot to boil. And they waited, and they waited, but still the pot didn't boil, till at last Mr. Miacca got tired of waiting, and he said: “Here, you under there, I'm not going to wait any longer; put out your leg, and I'll stop your giving us the slip.”

そこでかわいそうなトミー・グライムズはソファの下にもぐり込まなければならず、ミアッカさんはその上に座って鍋が煮えるのを待った。二人は待って、待って、待ったが、それでも鍋は煮えなかった。とうとうミアッカさんは待ちくたびれて言った。「おい、下のやつ、もうこれ以上待つ気はないぞ。脚を出せ。逃げられんようにしてやる。」

So Tommy put out a leg, and Mr. Miacca got a chopper, and chopped it off, and pops it in the pot.

そこでトミーは脚を一本出した。するとミアッカさんは肉切り包丁を持ってきて、それを切り落とし、鍋に放り込んだ。

Suddenly he calls out: “Sally, my dear, Sally!” and nobody answered. So he went into the next room to look out for Mrs. Miacca, and while he was there, Tommy crept out from under the sofa and ran out of the door. For it was a leg of the sofa that he had put out.

急にミアッカさんは大声で呼んだ。「サリーや、サリー!」けれども誰も返事をしなかった。そこでミアッカさんはおかみさんを探しに隣の部屋へ行き、そのあいだにトミーはソファの下から這い出して、戸口から駆け出していった。トミーが出したのは、ソファの脚だったのである。

So Tommy Grimes ran home, and he never went round the corner again till he was old enough to go alone.

こうしてトミー・グライムズは家へ走って帰り、一人で出かけられる年になるまで、二度と角を曲がらなかった。

和訳は claude-opus-5 がこのために作ったもので、原資料ではない(translation_type: AI_GENERATED)。 既存の published 訳を写したものではなく、学術的な定訳でもない。 段落は原文と一対一に対応させてあり、段落数の一致は機械で検査している。和訳は Embedding に入れていない —— 入れると測ったことの数字が汚れるためである。

緊張のうつりかわり

本文を 12 等分し、張りつめた語(死・血・恐れ・剣…)から和らいだ語(祝い・眠り・ 婚礼…)を引いて、話の中で 0〜1 に均したもの。自前の辞書である。翻訳を経た本文を測っているので、これは原話ではなくこの訳の性質である。

00.510%25%50%75%100%0% 地点 / 緊張度 19% 地点 / 緊張度 018% 地点 / 緊張度 127% 地点 / 緊張度 136% 地点 / 緊張度 146% 地点 / 緊張度 155% 地点 / 緊張度 164% 地点 / 緊張度 173% 地点 / 緊張度 182% 地点 / 緊張度 091% 地点 / 緊張度 1100% 地点 / 緊張度 1EncounterFamily話の進行 →
縦は緊張度(この話の中での相対値。話をまたいで比べられる量ではない)、横は本文の進行。 上端の小さな字は、その区画で不釣り合いに多く出た出来事語である。

出来事の並び(数え上げ)

区画ごとに、コーパス全体の出現率に対して不釣り合いに多く出た引き金語を採っている。 生の回数で採ると、`father`/`mother` を持つ Family がほぼ全区画で勝つ(実測)。

Encounter→Family

似ている民話

多言語 Embedding のコサイン近傍。類似度は歴史的な起源や伝播を証明する値ではない。同じ本の話は文体を共有するぶん必ず似るので、そう分かるよう印を付けてある。

#題名文化圏類似度出典
1The History of Tom Thumbイングランド0.920同じ本
2Mr. Vinegarイングランド0.919同じ本
3Mother's Darling Jackルーマニア0.919別の本
4Longstaff, Pinepuller and Rockheaverアゾレス諸島0.918別の本
5Jack and the Beanstalkイングランド0.918同じ本
6Lazy Jackイングランド0.916同じ本
7Tom Tit Totイングランド0.915同じ本
8The Touch of Clayウェールズ0.915別の本
9Tom Thumbドイツ語圏0.915別の本
10The Story of the Three Little Pigsイングランド0.915同じ本
11The Treasure Stone of the Fairiesウェールズ0.914別の本
12Whittington and His Catイングランド0.913同じ本

話を刻んで比べた近傍

話を 150 語ずつの窓に切り、話の平均を引いてから窓ごとに比べたときの近傍。 話をまるごと 1 本のベクトルにする上の一覧より、独英グリムの同じ話をよく当てた (測ったこと の H-05)。「筋の順番が似ている」ではない —— 順番をまったく使わない突き合わせでも同じだけ当たったので、 効いているのは刻んで細かく比べていることである。

#題名文化圏類似度出典
1How the Boars Killed the Rakshasaスリランカ0.112別の本
2The Jackal's Judgmentスリランカ0.103別の本
3The Wicked Kingイベリア半島0.094別の本
4The Old Woman and Her Pigイングランド0.093同じ本
5Isigâligârssikグリーンランド(イヌイット)0.086別の本
6The Story of the Three Little Pigsイングランド0.084同じ本

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