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民話をさがす / ジャマイカ

Quit-quit and Anansi

ジャマイカ(Jamaica) / 本文の言語 英語 / 原話の言語 jam / 出典の刊年 1924 / 252 語

出典と権利

出典の本Jamaica Anansi Stories
提供Project Gutenberg / https://www.gutenberg.org/ebooks/72735
採集・編者Martha Warren Beckwith
刊年の根拠扉に『PUBLISHED BY THE AMERICAN FOLK-LORE SOCIETY … 1924』、序文の署名に『April, 1924.』
権利状態Public Domain (United States)(US)/確認日 2026-09-14
地図上の位置緯度 18.1 / 経度 -77.3(精度 culture_region)。話の舞台でも採集地でもなく、この本が扱う文化圏のおおよその中心である。

本文 ・ 和訳対照

Project Gutenberg の本文から、PG のヘッダ・フッタ・商標文言を除いたもの。段落は原文のままである。

左=原文(原資料)右=和訳(AI が作ったもの)

a. Tailors and Fiddlers.

a. 仕立屋と弾き手

David Roach, Lacovia.

語り手 デイヴィッド・ローチ(ラコヴィア)

Anansi and Lizard go to a ball. Anansi is a fiddler, Lizard is a tailor. Quit-quit was the fiddler. Anansi was playing, “tum, tum, tum” and all the girls were going round Brar Quit-quit. So Anansi play, “Me nyam-nyam taya!” an’ it please the people. All love taya; all the girls crowded round Brar Anansi. Brar Quit-quit says, “Taya no somet’ing!” Then Anansi comes in with his music—“Me nyam de somet’ing! If taya no somet’ing, whe’ are de somet’ing?”

アナンシと蜥蜴が舞踏会へ行った。アナンシは弾き手、蜥蜴は仕立屋である。クイットクイット(小鳥)が弾き手をしていた。アナンシが「タム、タム、タム」と弾いていると、娘たちはみなクイットクイットどんのまわりに集まっていた。そこでアナンシは「おいらはタヤ芋を食う!」と弾いた。すると人々が喜んだ。みなタヤ芋が好きなのである。娘たちはみなアナンシどんのまわりに群がった。クイットクイットどんが言う。「タヤ芋なんぞ食い物じゃねえ!」 するとアナンシが調べを入れて弾く——「おいらは食い物を食う! タヤ芋が食い物じゃねえなら、食い物はどこにある?」

Brar Anansi said mus’ mak a suit of clo’es for him that kyan’t match. Brar Quit-quit tell him mus’ mak a suit out of maggot-fly. An’ after the ball they went to dinner an’ when the maggot-fly smell the meat, they run off leave him naked.

アナンシどんは、誰にも真似のできない一揃いの服をこしらえろと言った。クイットクイットどんは、蛆蠅で一揃いこしらえろと言った。そして舞踏会のあと夕食に行くと、蛆蠅は肉の匂いを嗅ぎつけて逃げ出し、あとには裸が残された。

b. Fiddlers.

b. 弾き手

Henry Spence, Bog, Westmoreland.

語り手 ヘンリー・スペンス(ウェストモーランド、ボグ)

Anansi and Tiger bot’ of dem are fiddler an’ go play fe de king ball. So Tiger could play more dan Anansi. So de king say de man could play de best would get married to de king daughter. Dem had dinner after de ball, so after dem play, play, play, Anansi find Tiger playing more dan him, so de lady more cleave to Tiger. So Anansi whisper to Tiger, say Tiger mus’ play,

アナンシと虎はどちらも弾き手で、王の舞踏会に弾きに行った。虎のほうがアナンシより上手に弾けた。王は、いちばん上手に弾いた者に娘をやると言った。舞踏会のあと夕食があることになっていた。二人は弾いて弾いて弾いたが、アナンシは虎のほうが上手に弾くのがわかり、娘は虎になびいていった。そこでアナンシは虎にささやいて、こう弾けと言った。

Nyam nyam no not’ing!

「食うなんざ何でもねえ!」

As he commence play, de lady say de meaning “Belly-feed no not’ing, but mus’ somet’ing!” So Anansi set him fiddle, play,

虎が弾きはじめると、娘はその意味をこう取った。「腹を満たすのは何でもねえことじゃねえ、何かでなくちゃならねえ!」 そこでアナンシはヴァイオリンを構えてこう弾いた。

Bittle no somet’ing, what is somet’ing?

「食い物が食い物じゃねえなら、食い物とは何だ?」

De lady cleave to Anansi an’ drive away Tiger.

娘はアナンシになびいて、虎を追い払った。

和訳は claude-opus-5 がこのために作ったもので、原資料ではない(translation_type: AI_GENERATED)。 既存の published 訳を写したものではなく、学術的な定訳でもない。 段落は原文と一対一に対応させてあり、段落数の一致は機械で検査している。和訳は Embedding に入れていない —— 入れると測ったことの数字が汚れるためである。

緊張のうつりかわり

本文を 12 等分し、張りつめた語(死・血・恐れ・剣…)から和らいだ語(祝い・眠り・ 婚礼…)を引いて、話の中で 0〜1 に均したもの。自前の辞書である。翻訳を経た本文を測っているので、これは原話ではなくこの訳の性質である。

00.510%25%50%75%100%0% 地点 / 緊張度 19% 地点 / 緊張度 118% 地点 / 緊張度 127% 地点 / 緊張度 136% 地点 / 緊張度 146% 地点 / 緊張度 155% 地点 / 緊張度 164% 地点 / 緊張度 173% 地点 / 緊張度 082% 地点 / 緊張度 191% 地点 / 緊張度 1100% 地点 / 緊張度 1EncounterEncounterMarriageEncounterEncounter話の進行 →
縦は緊張度(この話の中での相対値。話をまたいで比べられる量ではない)、横は本文の進行。 上端の小さな字は、その区画で不釣り合いに多く出た出来事語である。

出来事の並び(数え上げ)

区画ごとに、コーパス全体の出現率に対して不釣り合いに多く出た引き金語を採っている。 生の回数で採ると、`father`/`mother` を持つ Family がほぼ全区画で勝つ(実測)。

Encounter→Encounter→Marriage→Encounter→Encounter

似ている民話

多言語 Embedding のコサイン近傍。類似度は歴史的な起源や伝播を証明する値ではない。同じ本の話は文体を共有するぶん必ず似るので、そう分かるよう印を付けてある。

#題名文化圏類似度出典
1Tiger Catching the Sheep-thiefジャマイカ0.949同じ本
2Tiger’s Sheep-skin Suitジャマイカ0.945同じ本
3Tying Tigerジャマイカ0.943同じ本
4Hidden Namesジャマイカ0.936同じ本
5Tiger as Substituteジャマイカ0.936同じ本
6Cunnie-more-than-fatherジャマイカ0.934同じ本
7Day-time Troubleジャマイカ0.930同じ本
8Inside the Cowジャマイカ0.930同じ本
9House in the Airジャマイカ0.928同じ本
10Anansi and the Tar-babyジャマイカ0.928同じ本
11Dry-head and Anansiジャマイカ0.925同じ本
12Food and Cudgelジャマイカ0.923同じ本

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